以前は植毛などが主な薄毛治療として知られていましたが、薄毛治療の中で最近注目されているのがHARG療法です。
HARG療法はHair(毛髪)Re-generative(再生) theraphy(治療)を略してHARG(ハーグ)療法と呼ばれている最先端の毛髪再生医療です。
-
HARG療法はなぜ効果的なのか
HARG療法は成長因子と有効成分を配合したHARGカクテルを頭皮に直接注入する治療方法です。
HARGカクテルの注入はパピュール法という注入法で行います。
パピュール法は表皮と真皮の間に注入する方法です。
この位置に注入する事で毛母細胞にHARGカクテルが届きやすく、毛母細胞を刺激して活性化させます。
毛母細胞の活性化により細胞分裂を行い髪を作り出し休止期だった毛根からの発毛を促進、そして成長期が正常に行われるようにヘアサイクルを整える働きもします。
このように毛母細胞に直接有効成分や成長因子を届けるためにHARG療法は効果が実感しやすいというメリットがあるのです。
AGA(男性型脱毛)の治療を検討する人の場合、プロペシア(フィナステリド)の処方による治療方法もあるのですが、プロペシア(フィナステリド)の場合は脱毛の原因となる男性ホルモンを作り出す酵素の働きを阻害して抜け毛を防ぎ、AGAの進行を遅らせる作用があります。
一方、HARG療法は成長因子と発毛に必要な有効成分を頭皮の下に直接注入するので毛母細胞や頭皮の幹細胞を活性化させ発毛させるという作用があるので、まさに毛根を再生させているという治療法です。
薬の服用による治療とHARG療法はそれぞれ違う効果があるという点を理解しておくと良いでしょう。
そしてHARG療法で使用している成長因子はアメリカ・ヨーロッパ・アジアなど多くの国で臨床試験を行い、国内でも動物実験と臨床テストは300ほど行った上で安全性を確認しているので、HARGカクテルによる副作用はないと考えられています。
アレルゲンとなる成分も見つかっていませんので、男性、女性の薄毛治療、そして男性のAGA治療など性別、年齢関係なく治療が行えます。
特に女性の場合、これまでの薄毛治療に関しては体毛が濃くなるなどの副作用が起きる可能性があったため、効果的な薄毛治療がありませんでした。
HARG療法は副作用が認められていないため、女性でも安心して行える効果的な薄毛治療として注目されています。
HARG療法の治療時間自体は20分ほどで、1回治療を行ったら継続して治療したほうがより効果的なので、3週間から4週間おきに行うのが一般的です。
大体1か月に1回、通院してHARG療法を受けるというペースになりますので、AGA治療薬を最大で1か月分まとめて処方してもらう治療内容と通院するペースはそれほど変わらず、頻繁に通院する必要もありません。
-
痛みがあるかが気になる
HARG療法は直接、治療したい箇所へHARGカクテルを注入する治療方法になります。
HARGカクテルの注入は注射器で注入していく方法なので痛みがあるのではないかと治療前に気にする患者さんもいます。
注入箇所が表皮と真皮の間となりますので若干の痛みを感じる事があるかもしれません。
ですが、痛みに関する心配というのはカウンセリングの時や治療の時に相談すれば麻酔の選択肢もあります。
極力痛みを感じないような麻酔を使う事で痛みを気にすることなく治療する事は可能です。
-
より効果的に治療をするために
HARG療法を行う際に痛みがあるかもしれないという部分が気になるかもしれませんが、痛みと効果の出方、どちらが重要でしょうか。
HARG療法の場合、いくつか注入法があるのですが、注入法によって痛みの感じ方は違ってきます。
一般的に多く導入されている注入法としてはパピュール法とナパージュ法があります。
パピュール法は表皮と真皮の間にHARGカクテルを注入していきます。
ナパージュ法はパピュール法よりも浅い位置の表皮部分にHARGカクテルを回数を多く注射して有効成分を浸透させます。
同じ注入法でもナパージュ法の方が頭皮に浅く注入していくという方法なので痛みはパピュール法よりも少ないです。
また、最近ではダーマローラーを利用した注入を行っているところもあります。
ダーマローラーは極細のスチール針がついているローラーをコロコロと転がして有効成分を浸透させる方法です。
針も極細ですし、浅い位置の注入になるのでこちらもあまり痛みを感じることなくHARG療法を行う事が出来ます。
そのため、痛みを出来るだけ避けたいという人にとってはナパージュ法やダーマローラーを使用した方法で治療したほうがいいと考えるかもしれませんが、効果の出方で考えるとやはりおすすめしたいのは表皮と真皮の間にHARGカクテルを注入していくパピュール法です。
この方法の方が毛包に成長因子と有効成分を届けやすいというメリットがあり、ナパージュ法よりも効果は早く実感できる場合が多いです。
-
HARG療法の際に気を付けておきたい事
HARG療法を行う事で数日はほてりを感じたり違和感を感じる場合もありますが、特に違和感を感じずに過ごせるという人もいます。
念のため、治療を受けた際に注意しておきたい事がいくつかあります。
まず、治療当日のシャンプーは避けた方が良い場合が多いので、念のため治療後に医師に確認をした方が良いです。
ドライヤーの使用や整髪料の使用に関しては治療の翌日から可能ですが、パーマやカラーリングに関しては刺激の強い薬剤が頭皮につくために頭皮のトラブルが起きる可能性もありますので、頭皮トラブルを避けるためにも治療した後は1週間ほどはパーマやカラーリングを控えるようにします。
- 名古屋でのHARG療法はAMORE CLINICで
HARG療法は薄毛治療に大きな効果があり注目されていますが、どこの医療機関でも出来るという治療法ではありません。
HARG療法に関する充分な知識と技術を持った医療機関に対し日本毛髪再生研究会が「HARG治療認定施設」の認可を行っています。
この認可された医療機関のみがHARG療法を行えるのです。
名古屋でHARG療法をしているクリニックをお探しの場合、おすすめしたいのがAMORE CLINICです。
AMORE CLINICはHARG治療認定施設でもあり、HARG療法の症例も多く持っています。
AMORE CLINICで行っているHARG療法ではより効果を実感しやすいパピュール法(表皮と真皮の間にHARGカクテルを注入する注入法)を行っています。
もし、痛みが気になるようであれば麻酔を使用しての注入も可能なので必要な時には相談もできます。
そしてよりHARG療法による効果を実感できるように外用薬や内服薬による治療もプラスする事も可能なので、より効果的な治療をしたいと考えているようであればカウンセリングや診察の時に相談する事ができます。
AMORE CLINICではお忙しくてこれまで薄毛治療を諦めていたという人でも通院しやすい環境を提供しています。
休診日は不定休のため土日祝日も診察を行っていますので、お休みの時に薄毛治療を行う事が出来るという点も大きなメリットです。
LINEでの予約、メールでの相談や予約も受け付けていますので、気になる方はまずご相談からしてみてください。
AMORE CLINIC
☎052-950-3900