女性でも男性でも、いつまでも健康的な髪の毛を維持したいと思うでしょう。
しかし、分け目が目につくようになったかもしれない、仕事が忙しくなったので髪の毛が抜けるようになった、というような悩みを持っている方もいるでしょう。
近年は、女性も男性と同じように仕事をしている方も多く、食生活の乱れや毎日のストレスなどによって、20代〜30代の薄毛に悩んでいる方も多くなっているようです。
ここでは、薄毛の要因とハーグ療法についてご紹介します。
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薄毛の要因とは?
薄毛になる方は、「どうして自分だけが薄毛になるのか」と悩んでいるときも多くあるようです。
この要因としては、遺伝が非常に強く関係していますが、これにプラスして食生活、男性ホルモン、ストレスなども関係します。
「薄毛は遺伝であるため仕方がない」などと諦めないようにして、要因がはっきりすると治療法もわかります。
◎食生活
髪の毛を健康的に維持するためには、いい栄養バランスの食事が大切です。
たんぱく質は髪の毛を作るために大切ですが、この代謝をサポートする補酵素のミネラルやビタミンも必要になります。
そのため、最終的にバランスよく食事を摂ることが大切です。
また、嗜好品のタバコやお酒などにも注意する必要があります。
お酒については、つまみの栄養を考えて、適量を守っていればそれほど問題ありません。
しかし、タバコのニコチンは血管を収縮させる作用があるといわれているため、可能な限り吸わないほうがいいでしょう。
◎男性ホルモン
「親が薄毛であるため将来自分も薄毛になるのではないか」と心配している方も多くいるのではないでしょうか。
確かに遺伝的な要因はありますが、薄毛自体が遺伝するよりはむしろ薄毛になりやすい体質を引き継いでいるといえます。
また、薄毛にはテストステロンという男性ホルモンが非常に強く関係しています。
現在、薄毛の要因として男性ホルモンは次のように考えられています。
男性ホルモンが睾丸で作られると、皮脂腺内にある5αリダクターゼと結び付き、ディヒドロテストステロン(5α-DHT)に変化します。
胸毛やヒゲなどにディヒドロテストステロンが届くと毛の成長が促されますが、頭皮の毛母細胞に届くと髪の毛の成長が抑えられ、毛サイクルが休止期に入ります。
髪の毛が休止期に入ると、3ヶ月間~4ヶ月間で抜けてしまいます。
◎ストレス
全ての健康にとって、ストレスは敵になるといってもいいでしょう。
白髪があれば苦労しているのではないかと思われるように、髪の毛に対してストレスが与える影響も無視できません。
直接ストレスが薄毛の要因になるということではありません。
しかし、ストレスによって緊張すれば筋肉が縮んで細い血管になり、栄養が毛根部に十分に行き届かなくなり、髪の毛が育たなくなるともいわれています。
いずれにしても、髪の毛にとっては、ストレスがたまらないようにして、全身の代謝バランスを整えることが大切です。
なお、円形脱毛症の最大の要因は、ストレスであるといわれています。
◎外的なもの
ヘルメットや帽子などを着けると頭皮がよく蒸れるので、髪の毛に栄養が十分に行き届かなくなる要因になるといわれています。
仕事をするときにヘルメットや帽子を長い時間着ける必要があるときには、頭皮の汚れをシャワーなどで十分に洗い落として、きれいに維持するようにしましょう。
しかし、強い紫外線があるときは、帽子を着けて髪の毛の表面のキューティクルを保護することが必要です。
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ハーグ療法とは?
ハーグ療法は、男性、女性に関係なく、薄毛の発毛に効果が期待できます。
ハーグ療法は、次のような特徴があります。
◎髪の毛の成長に関係する細胞成長因子で発毛を促す
医療以外のジャンルにおいては、薄毛を対策するためにウィッグや育毛剤などが開発されています。
しかし、最近は、ハーグ療法という毛髪再生療法が、薄毛に悩んでいる方に非常に喜ばれています。
このハーグ療法は、髪の毛の成長に関係している細胞成長因子を注射器で薄毛の箇所に注入して、髪の毛を育てるために大切な毛包が再生し、髪の毛がだんだん生えてくるという仕組みです。
◎男性、女性に関係なく、どのような薄毛でも適応できる
ハーグ療法は、男性、女性に関係なく施術が受けられることがメリットです。
薄毛の治療法としては医療機関で従来受けられるものとして、治療薬のプロペシアを服用するものがありますが、男性のみに適応します。
そのため、女性としての選択肢はウィッグと育毛剤程度しかありませんでした。
ハーグ療法は、薄毛の箇所に年を取るにつれて少なくなる細胞成長因子を補って、細胞そのものを活発にさせる治療法であるため、男性の薄毛だけでなく、女性の薄毛にも効果が期待できます。
2年間のハーグ療法の検証においては、対象の箇所に対して必ず変化があり、産毛から細い髪の毛になって、やがて丈夫な髪の毛になります。
AGA遺伝子チェックなどにおいてAGA(男性型脱毛症)とされたときには、一緒にプロペシアを使って今生えている髪の毛が抜けないようにします。
ハーグ療法は効果が何回で現れるか?
成人のときは、髪の毛が0.35mm~0.4mm程度1日に伸びます。
そのため、1ヶ月間であれば1.05cm~1.2cm程度伸びるようになります。
また、髪の毛には毛サイクルがあり、髪の毛が無いときは脱毛の時期になります。
ハーグ療法を施術すれば、毛乳頭あたりから、髪の毛が毛包組織の中で再生してきます。
しかし、ハーグカクテルによって休止期から成長期になる期間は、個人によって違っています。
また、頭皮の毛穴から毛乳頭までは約3mm~5mm程度あるため、髪の毛が毛穴に届くまでに約2週間かかり、ここから毛サイクルに従って産毛から軟毛に成長します。
1か月間に1cm~1.2cm程度伸びているため、生えた体感がハーグ療法で得られるのは、施術を3回目に行なった後~4回目程度のケースが多くあるようです。
ですので、施術を月に1回行うときは、3ヶ月目~4ヶ月目程度が目安になります。
とは言え個人差がありますので、効果が2回目で体感できる方、6回目の後に体感できる方もいます。
また、薄毛になって長年経ち頭皮の毛穴が閉じている箇所などは、効果が期待できないときがあります。
おわりに
ハーグ療法は、毛サイクルを正常にして全ての髪の毛を成長期へと誘導します。
この作用はハーグ療法でのみ入手することができます。
いろいろな発毛薬剤を検討しましたが、ハーグ療法に使うハーグカクテルの効果が最も期待でき、副作用の恐れが無く、発毛剤として認められています。
ハーグカクテルは、ハーグ療法が始まった頃と比べて配合量が2倍になっており、患者の多くの方に喜ばれています。
「ハーグ療法で失敗した」「ハーグ療法は効果が期待できない」などというような書き込みがネットなどではありますが、ハーグ療法を謳った詐欺のものもあるため注意しましょう。
当院ではカウンセリングは無料ですので、ぜひお気軽にご来院ください。
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